快生館ワーケーションレポート「旅好きフリーランスコミュニティ@worldメンバーが2泊3日でご来館!」

2022年7月12日から14日の2泊3日で、旅好きフリーランスコミュニティ@worldさんのメンバーが快生館へワーケーションをしにきてくれました。デザイナー、マーケター、ライターなど様々なスキルを持った旅好きのメンバーが集まり、現在は計65名が所属中。今回はそんなメンバーの中から12名がご来館し、快生館でのワーケーションを心ゆくまで満喫していただきました。

@world(あっと・わーるど)について
旅好きのフリーランスが集まるコミュニティ。ワーケーションや旅の企画をしたり、メンバーがやりたいことをサークルにしたり、専門分野の知見をスキルシェアという形で交換しあったり、新規のお仕事を紹介したり。「旅をしながら仕事をする」を本気で実現している方々。
https://at-world-freelance.com/

タイムスケジュール

▼1日目
13:00 チェックイン
13:30 館内案内
14:00 自由時間(ワーク、散歩など)
19:00 自炊(たこ焼きパーティー)
21:00 スクリーンで映画鑑賞
23:00 就寝

▼2日目
9:00 朝食
11:00 テントサウナ
13:00 自炊ランチ
16:00 ワークショップ
18:00 BBQ懇親会

▼3日目
8:00 朝食
9:00 ラジオ体操
10:00 チェックアウト

ワーク

今回は5月に新しくできたC棟3階のフリースペースをワークスペースとしてご活用いただきました。もともとオーナーのご自宅だったスペースを全面改装しており、開放的で広々とした空間となっています。窓を見ると全面緑の自然あふれる景色が広がり、鳥や虫、野生動物の鳴き声がたまに聞こえてくる環境です。こんな山間に位置する自然豊かな環境ですが、高速インターネットが完備しているので、安心してお仕事をすることができます。またカウンターキッチンが併設してるので、ワークの合間にすぐに調理をしたり、ドリンクをいれることができます。各々好きな場所で机を自由に動かしながら集中してワークをしていただきました。

▲C棟3Fの広々としたフリースペース。貸切利用でお使いいただけます。
▲カウンターキッチンが併設しており、自炊も可能。
▲こんな場所でワークする人も!施設が広いのでぜひ自分のお気に入りのワークスポットを見つけてみてください。
▲仕事に疲れたら、フリースペースのヨギボーで休憩しましょう。

テントサウナ&温泉

C棟3階フリースペースの横にはテラスがあり、そこでテントサウナを楽しんでいただきました。ぐるっと緑豊かな木々に囲まれているので、サウナ後の外気浴が本当に気持ちいいのです。薬王寺の天然水を飲みながらテントサウナ→水風呂→外気浴を何セットか繰り返し、ワークの合間にととのう時間を堪能いただきました。2階におりたらすぐに温泉に入れるのも嬉しいポイント。テントサウナでととのった身体を、温泉でさらに癒しましょう。

▲外気浴用のインフィニティチェアも完備。
▲サウナ用のマイハットを持参された方も!旅人とテントサウナは相性がいい印象。
▲テントサウナ、水風呂、外気浴を3-4セット繰り返します。
▲締めの温泉でととのい完了。

近隣散策

快生館から徒歩10分ほどの場所に水辺公園があり、ちょうどいい散策スポットとなっています。特別何かがあるというわけではないのですが、あまり知られていないのか人が少なく広々としており、綺麗に整備されているので心地よいお散歩ができます。@worldのメンバーもワークの合間に森林浴を楽しんでおられました。ちなみに水辺公園から大目配山という標高409mの山へ登山することもできます。

▲溜池1周1kmでちょうどよいお散歩コースです。
▲めいいっぱい緑を感じてリフレッシュ!
▲大きい農業用溜池と併せてつくられた公園。山々や野鳥のさえずりを感じながら散策できます。

快生館でのお食事

現状快生館ではお食事の提供をしておらず、美味しい地元料理が食べられるお隣の「鬼王荘」さんなどをご案内していますが、快生館にて自炊をしていただくこともできます。@worldのメンバーはホットプレートを使ってたこ焼きをつくったり、朝食をつくったりされていました。集まったメンバーで協働で食事をつくり、懇親できるのもワーケーションの醍醐味の一つですね。

▲日中ワークしていた場所を、夜にはお食事スペースとして活用していただきました。
▲1日目の夜はたこ焼きパーティーで盛り上がったようです。
▲朝からしっかり調理をして朝食をいただいていました。

ワークショップ

今回のワーケーションのメインコンテンツとして、古賀を知るワークショップをおこないました。@worldのメンバーと、古賀を拠点に活動するメンバー(快生館の入居企業や地域おこし協力隊など)で混合チームを4つ作り、「古賀や快生館にどうやったらもっと若者やフリーランスなど面白い人たちが集まるか」というテーマで熱いディスカッションを繰り広げました。古賀メンバーから古賀また快生館がどんな場所かというのを、古賀のまちづくりの指針である基本構想の冊子やパワーポイントを用いて簡単に説明し、@worldのメンバーが古賀や快生館に滞在しながら感じたこと、また今後できそうなことなどをそれぞれシェアし合いました。個人的に興味深かった意見として、「なにもない」ことが逆に魅力なのではということ。近隣で行ける場所がそこまで多くないので、基本的には快生館の中で過ごす時間が多く、ワークに集中することができる。緑あふれる静かな環境で、高速インターネットなどの設備もしっかり整っているので、篭って集中ワークしたい人にとっては絶好な場所であるということを改めて気づかされました。

▲@world共同代表の花田さんがファシリテーションをしてくださいました!
▲第5次古賀市総合計画の冊子はデザイン性や読みやすさ抜群。「ひと育つ こが育つ」をモットーに掲げています。
▲出てきたアイディアを付箋にひたすら書き出す。
▲およそ2時間のワークショップで、各チーム色んな意見が飛び交いました。
▲頭が柔らかいフリーランスの方々との意見交換は非常に有意義でした。

BBQ懇親会

ワークショップ後は3階のテラスにてBBQ懇親会をおこないました。夏の夜に外でいただくお肉とビールの美味しさは一体なんなんでしょうね。古賀名物のスイートコーンが好評でした。お酒を交わしながら同世代の刺激的な方々と交流する時間はとても楽しく、最高な夏の夜を過ごすことができました。

▲突如始まった漫才に爆笑。
▲最高に楽しいBBQでした!

快生館でワーケーションしてみて

・”ない”ことが魅力になる。集中できる環境。
・フルリノベーションされていてお洒落なつくり!仕事できるスペースとゴロゴロできるスペースがわかれてるのがよかった。Wi-Fiも速くて仕事しやすかった。
・シアタールームとってもよかった。あの場所はまた行きたい空間。ワークルームの椅子が座り心地が良くて好きでした。
・温泉、ほぼ貸切、大型スクリーン、サウナ完備、屋根の高いワークスペース、冷房完備で快適。
・とても仕事に集中でき、温泉・テントサウナ・BBQも最高だった。
・コワーキングスペースの広さ、部屋の数。コンセントも wi-fi も申し分なかったと思います。さらに快適にするとしたら座り心地の良い椅子やセカンドモニターの設置など。
・広々としていて空気もおいしく、生産性アップだけでなく、休息が良質なものになった。

などなど参加者からありがたいご意見をいただきました。
一方で課題やポテンシャルとして下記意見も。

・スルーされている惜しい街。比べられると弱い
・課題として、目立つ若者のプレイヤー、キーパーソンの不在
・今は福岡のよきベッドタウンだが、もっと魅力ある街になるポテンシャルがある
・まだまだ街の面白い人が隠れてそうなので、もっと街に出て行くと良さそう
・複業や何か始めたい人たちを育てていくフィールドがありそう
・福岡市に便乗してエンジニア・起業家が自然の中で働ける場所としてアピールするのはあり
・これだという色はないが、豊かなライフスタイル像をつくりだせそう

終わりに

今回受け入れ側でしたが、@worldメンバーとのワークショップや懇親会を通して一緒にワーケーションの一部を楽しませていただきました。快生館がオープンしてあっという間に8ヶ月が経ちましたが、また初心にかえる形で古賀や快生館の魅力、課題、ポテンシャルなどを一緒に可視化することができてよかったです。この場所を訪れてくれる人が、心の底から「快く生きる」を実感してもらえるようにこれからもより邁進していきます。

文:宿野部 真央(株)SALT

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