-利用事例- グラビス・アーキテクツ(株)

社会課題をコンサルティング手法で解決していくグラビス・アーキテクツ株式会社様に日帰りでのワーケーション利用をしていただきました。

プログラム

事前打ち合わせにて各自のワークに加え、地域課題をテーマに快生館ならではのワークショップも体験したいという希望を受け、ジビエの精肉ワークショップを試験的にご提案。
狩猟活動や精肉・解体のレクチャーに加え、有害鳥獣被害による社会課題について学んでいただき、その後小さめのイノシシを1頭実際に解体・実食していただきました。

座学・ワークショップ

全国の拠点から有志で集まったメンバーであることもあり、座学では時間を大幅にオーバーするくらい質問も飛び交い活発な議論に。
解体作業では狩猟免許を持つスタッフが実際に体の構造や特徴をお伝えしながら、子イノシシをパーツごとに分け、見慣れたお肉の状態に精肉。
全体の作業はスタッフがリードしましたが、実際にひとりずつ肢や腕からお肉をとる脱骨作業も行ってもらいました。

皆さん真剣に精肉作業に向き合い、作業の難しさや奥深さ、命をいただくことの重みをダイレクトに感じていただくことができたのではないでしょうか。
作業を進めていくにつれ、当初感じていた生き物の生々しさが徐々に薄れてゆく感覚は実際に体験してみてこそ得られるものだと思います。

振り返り

最後にご自身で捌いたお肉やその他ジビエ肉を試食していただきながら振り返り。
試食では想像以上の食べやすさに驚く方が多く、さらにジビエに対する印象が大きく変わったように思います。
振り返りでは様々な体験の感想に加え、鳥獣被害や狩猟の課題へのITの導入、ハンターを生業とするためのさまざまなアイデアが数多く提案されました。

最後に

日帰りでのワーケーション利用にこのようなプログラムを入れ込むのは快生館としても初の試みで、至らぬ点もあったかと思いますが、狩猟の背景を知り、命と向き合い自分で捌き、その命をいただく、という一連の体験が、皆さんにとって良い学びや刺激となりましたら幸いです。
改めまして、ご利用くださり誠にありがとうございました。


快生館ではテレワーク利用やシェアオフィスといったサービス提供に加え、企業合宿やワーケーションプログラムのご相談も承っております。ぜひお気軽にお問い合わせください!